生ごみの話

こんにちは。

今日は生ごみの話をしようと思います。

ドイツ、ごみの分別について

ドイツでは、ごみの分別は大きく分けて5つ存在します。

プラスチック(黄色のごみ箱)、生活ゴミ(黒色のごみ箱)、紙類(青色のごみ箱)、ビン類(コンテナ)、そして、生ごみ(茶色のごみ箱)です。

生ごみ

生ごみはプラスチックの袋に入れて捨ててはいけません。なので、わたしは35度以上で溶ける生ごみ用のビニール袋に入れて捨てています。

日本では、生ごみはプラスチックの袋に入れて捨てるのが当たり前でした。

そこで、なぜプラスチックに入れて捨てたらダメなのか、ドイツの生ごみはどのように処理されているか気になったので調べてみました。

ドイツの生ごみ量

これは、2015年のデータですが、生ごみの量は年間約1500万トンだったそうです。

そして、それらは以下のようにリサイクルされています。

  1. 肥料にする

  2. 生ごみを発酵させることでメタンガスを抽出しする

    →そのガスをエネルギーとして使う

    →ガスが抜けた生ごみを乾燥させ肥料として再利用する

  3. バイオマス工場でメタンガスを燃やす

    →電気をつくる

    →灰を肥料として再利用する

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生ごみからできる肥料は質がとてもよく、2016年には農家が全堆肥の59%を肥料として使ったそうです。

発酵工場から出る消化物と、堆肥を混ぜることによって、人工肥料に取って代わるそうです。

生ごみといっても様々な種類があります。

例えば、湿った有機物は発酵させてバイオガスを生成するのに適していて、木材などを含むグリーン廃棄物と呼ばれるものは、エネルギーを作るのに適しているそうです。

そして、リグニンセルロースを含む植物は高品質な堆肥を作るのに最適だそう。

大気汚染を引き起こす可能性も

環境にも優しそうなバイオ廃棄物処理ですが、

メタンガスが未燃焼のまま大気中に逃げてしまうと、二酸化炭素の25%強力な温室効果ガスとなってしまうそうです。また、悪条件の下では堆肥を作っている最中にメタンガスが発生し、それが大気汚染につながる可能性もあるそうです。

日本の生ごみ

一方、日本の生ごみの量は年間約2000万トンといわれています。

しかしそのうち約60%が焼却されたり埋められたりしているそうです。

リサイクルを積極的にしているドイツと、まだまだ環境保護の意識が薄い日本の違いが良くわかります。

ドイツでは、お店で袋をもらうときは大体有料です。ですから、自分で持参した袋に入れるのが一般的です。

日本でもどんどんプラスチック袋の有料化が進んでいますが、コンビニや薬局では今でも無料で袋をくれます。

私は正直、自分で袋を持参したところでどのくらい環境保護に役立っているのか分かりません。しかし、袋を持参することの利点は、環境保護以外に、ものを減らすことができるという点です。

日本では、袋をもらっては捨てられず、大きなプラスチック袋に畳んだプラスチック袋を次々に入れていました。しかし、結局全部使い切ったことはなく、引っ越しの時に捨ててしまいました。インテリア的にも見た目が悪いし、尚且つ捨てたという罪悪感に苛まれて良いことがなかった気がします。笑

ドイツはごみ処理の仕組みや、再生可能エネルギーに積極的なところなどは日本よりも先を進んでいると感じますが、道や森にはタバコやごみが捨ててあったり、ディーゼル車がたくさん走っていたり、環境に悪いところもまだまだ見受けられます。

最近ディーゼル車による大気汚染が問題視されるようになり、フォルクスワーゲンやダイムラーは大気汚染が深刻な都市において、旧型ディーゼル車の修理を3000€まで負担することで同意したそうです。また、BMWは、3000€を新車購入する際に負担すると決めたそうです。

生ごみの話から、話がそれてしまいましたが、自分の捨てた生ごみが堆肥となり、その堆肥を使って野菜が作られ、それを買って食べる、という循環が想像できて非常に気持ちいいです。生ごみ処理について調べて、ドイツの良いところを発見できました。

参考資料:https://www.umweltbundesamt.de/daten/ressourcen-abfall/verwertung-entsorgung-ausgewaehlter-abfallarten/bioabfaelle#textpart-1

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