文化や価値観が違うとき|BLOGMAS DAY11

こんにちは。

今日は、外国人と接するときに起こる文化や価値観の違いについて書こうと思います。

私はドイツの法律で、今年の7月に結婚しました。私が外国人ということもあって、日本で集めなければいけない書類がたくさんあって面倒でしたが、思っていたより早く結婚することができました。

旦那さんと結婚するまでに約4年間の交際期間がありましたが、その間、文化の違いが原因でたくさん悩んだり、衝突したりしましたが、最終的にはお互いが思いやって分かりあおうとすることが問題解決に結びついてきたと思います。

未来に対する考え方が違う

日本人とドイツ人が違うところで、おもしろいなと思うのは未来に対する考え方です。

私の旦那さんは元々日本にワーキングホリデーを利用して来日しました。私とはその時に出会って付き合い始めました。ビザにも1年という期限があるので、私は旦那さんがドイツに帰国するんじゃないかと不安で仕方ありませんでした。

私が未来のことを聞くと、「そんな遠い未来のことなんて分からない」と言われ、何度も言い合いになりました。

しかしドイツに来てから、旦那さんの考えが何となく分かるようになりました。ドイツ人は未来のことを考えて今を生きていません。一方で日本人は、未来のことを考えて、そのために今何をしなきゃいけないのかを考えがちです。しかし、実際誰も未来のことなんて分かりません。ドイツ人は、分からないことを一生懸命考える時間は無駄だと思っているのか、そもそも会話の中で未来のことをあまり話さない気がします。一番遠くても1年後の話です。

遺伝子がそもそも違う

また、脳科学的に考えれば、日本人はドイツ人などの欧米人より、不安を感じやすいのかもしれません。

日本人は脳の神経伝達物質のセロトニンが欧米人より不足しているそうです。セロトニンは精神のバランスを安定させる働きがあるのですが、それが不足すると不安を感じやすくなります。(※1)

私は、この4年間である意味、旦那さんに期待しなくなりました。今は旦那さんに自分を100%理解してもらえると思ったり、自分が彼のことを100%理解できると思っていません。なぜなら、人種も遺伝子も違い、また育った環境も違うからです。しかし、彼の生まれ育った文化やドイツ人の性質を知ることで、100%とはいかないまでも、それに近いくらいに理解できるのではないかなと思います。

文化や価値観の違いによって悩むときは、どうして分かってくれないのと彼を責めるのではなくて、「ドイツ人」はこう考えるのが当たり前なんだと、人種として考えるようにしています。その方が付き合う上で楽です。

だから、日本人はセロトニン合成量が少ないというような科学的な証明を知ったときは、あんなに悩み不安になっていた自分が肯定された気分になったし、また未来をあまり心配しない旦那さんについても性格ではなく人種の違いとして捉えることができました。

それでも納得できないとき

もし、それでも理解できないことや納得できないことがあれば、自分の考えを冷静に伝えることもお互いを知る上で大切なことだと思います。

最終的にどちらかが妥協するというのも、良好な関係を築くために必要なんだなと短い共同生活の中で実感しています。

友達同士

文化や価値観の違いによって、衝突することは友達同士でも起こることです。その時に、自分の考えを押し通すだけではなく、どうしてその人がそう考えるのか理解しようと歩み寄るのも一つの方法だと思います。

私の職場のドイツ人女性は、上司に注意された時に、日本人のようにすぐに謝って改めたりせず、首をかしげたり言い返したりします。もちろん日本人の上司からしたらムカつく存在なんだろうなと思いますが、客観的にそれを見ている私にとって、上司に抗うことのできる彼女はたくましいなと思います。日本人だけの職場では、どうしても彼女は浮いた存在になってしまうこともありますが、私はできるだけ彼女に歩み寄って彼女の考えを知りたいと思っています。

※1

『脳のしつけ方』中野信子、2015年12月1日、株式会社青春出版社、電子版データ制作 三洋社メディア開発室